ヒトコトLAトーキング #101 ラッキーショット in LA

7月13日、トランプ暗殺未遂事件が起きました。1週間経った現在、犯人のトーマス=クルックスの詳細が明らかになってきました。銃弾が耳をかすめただけですんだトランプ前大統領にとっては奇跡の出来事です。

犯行は用意周到だったようでトランプ氏の演説前にドローンを飛ばして現場を調べていたようです。ニュースでトーマスは鬱病だったと言っていましたが写真で見る限りではただ少し気が弱そうなアゴのシャクレ気味のおにーちゃんて感じですが人間見た目で何するか判断できないんですねえ。

更にこの事件で勝手な憶測も飛び交っていたようで、実はもう一人別の暗殺者がトランプを狙っていたともXの間では噂になっていましたがどこまで本当なのでしょうか。そう考えると、実際にトランプが負傷したのは本当にトーマスの射った銃弾からなのでしょうか?

バイデン大統領と討論会を終えたほんの数日後におきたこの銃撃事件ですが、トランプ氏にしてみればこの暗殺未遂事件は討論会で彼が話したウソの虚言全て帳消しにできるようような出来事に思えます。 死の体験を目の前にして全てを悟り私は生まれ変わった!とは言っていないですが共和党、民主党どちらにも思い入れがない中立の人達にこんな武勇伝を聞かされれば投票までに勿論気持ちは傾くでしょう。そしてさらに耳を撃たれた直後、ボディーガードに囲まれながらステージを降りる際、耳から出血しながらカメラに向かってガッツポーズを向けた映像がありました。多分あのシーンは今年のタイムズの表紙に載るんじゃないかと勝手に思い込んでいますがそれくらいインパクトがあり、まさに対立するバイデン大統領からにじみでるおじじの老体に対して俺の方がまだ若くて生気があるぞと言わんばかりです。 

RNCという言葉を今週毎日ニュースで聞きました。Republic National Convention、共和党全国会議の略ですが開催中の7月15日から18日までの3日間、会議では耳にパッチをつけたトランプ氏をまさに神に選ばれた者だくらいの勢いで讃えられていました。この会議は全国の共和党支持者に一致団結を唱える決起集会みたいなものですがテレビ中継をとうしていやでもアメリカ全国民に報道されます。暗殺されそうになったほんの二日後です。銃撃事件は怪しいくらいに完璧なタイミングだったような気がするんですね。100メートルほど離れた建物の屋根の上から狙撃したトーマスは銃撃後警察に射殺されていると報道されているので彼の素行や計画についてはもうこれ以上聞けないのですが、もしもトランプ氏を狙った銃弾は彼の耳にも当たっていなくて血のりなどの演出であったらどうなんでしょうか? 映画の見過ぎでしょうか。

発射されたトランプ氏の耳をかすめた銃弾以外の数弾は周囲の観客に当たり、一人が犠牲となり二人は命を取り留めたものの重体だそうです。なのでやはり本当の事件でそんなはずはないのでしょうがそれにしてもこの事件はトランプ自身、共和党にとっては一気に支持率を爆上げする絶妙なタイミングだったのは間違いないです。  

それに引き換えバイデン大統領。トランプとの討論会があまりにもひどかった事から同じ民主党の仲間からももうやめた方がいいと足を引っ張られています。民主党支持者で有名な俳優, ジョージクルーニーやジュリアロバーツは6月、ロサンゼルスで行った民主党支援活動で得た30ミリオンドルの資金を提供したようですがそんなジョージクルーニーでさえもバイデン氏は歳をとりすぎもはや以前から知っている彼ではないようだと言っています。

WashingtonCNN —  The actor George Clooney, who had been among President Joe Biden’s biggest supporters and donors in Hollywood, called on Biden to bow out of the presidential race on Wednesday, just weeks after he headlined a major fundraiser for his reelection campaign.

“I love Joe Biden,” Clooney wrote in a New York Times opinion piece. “As a senator. As a vice president and as president. I consider him a friend, and I believe in him.” But, Clooney added, the Biden he saw during the June 15 fundraiser, which also included former President Barack Obama, “was not the Joe “big F-ing deal” Biden of 2010. He wasn’t even the Joe Biden of 2020.”

“He was the same man we all witnessed at the debate,” Clooney added, referencing Biden’s faltering and disastrous performance at the June 27 presidential debate on CNN.

そんなバイデン氏ですが更にとどめをさされるようについ二日ほど前ニュースでコロナに感染したと報道されました。これもまたある意味いいタイミングのように思えます。まだまだ周囲からの厚いサポートはあるものの一貫して聞くのが彼は単に年を取りすぎてしまっていて大統領という大役には精神・肉体的に持たないという意見なので、彼本人からしてみると、わしゃまだやれる、公式の面前でゼレンスキーのことをプーティンと呼んでしまってちょっとひかれたけど大丈夫。ともうすでに自分では引き下がれない状態にあるようです。なので本人も含め民主党側が妥協できるような何か説明のつくような事は病気になってしまう事じゃあないでしょうか。治療薬もないけれど死ぬほどの病気ではないので少し業務を離れそのまま大人しくしてもらおうという民主党の計らいだったのではないのでしょうか?これもハリウッド映画の見過ぎなのでしょうか。バイデン大統領本人はもう大丈夫、来週から職場復帰してまた大統領なると言っているニュースをつい最近聞いたのでやはりそんなでっち上げはしていないのかもしれません。

それにしてもバイデン大統領とトランプ元大統領、二人の争いはやはり何か不思議です。どうしても彼らの後ろで何かもっと大きなものが操っているようにも思えませんか?気のせいですか。そうですか。