ヒトコトLAトーキング #104 地震ニュース in LA

宮崎の方で大きな地震があったと聞きましたがカリフォルニアでも地震がありました。どこにいても物騒なニュースばかりです。

地震発生後のニュースからです。学者が家からのリモートでテレビのニュースリポーターに回答しています。多分緊急だったのでしょうがアメリカのニュースでは意外とよく見かけます。ニュースリポーターも台本など地震学者への質問を用意していたというよりも一般的な質問だけを簡潔に回答できるようテキパキ進めているような感じがします。いつも思う事なんですがアメリカでのテレビニュースは一般的に一定時間内にどれだけ多くの情報を伝えられるかということに集中しているように感じます。なので視聴者にとってある程度概要が理解できればそれで良いわけで少し早口になることはしょうがない事で、理解できずさらに詳細必要であれば自分達で問い合わせてくれという印象がとられます。

地震の詳細ですがロサンジェルスから北に位置するベーカーズフィールド、カーンカウンティと呼ばれる郡のラモントと呼ばれる小さな街、そこが震源だったそうです。ロスのダウンタウンから100マイルほど離れているので車でざっと2時間くらいの距離でしょうか。マグニチュード5.3、震源の深さはおよそ11キロでそれほど大きいものではないと言っていますがアフターショック、いわゆる余震がロサンジェルス中心街でも何度も感じられ大きいものではマグニチュー度は4.5ほどあったらしく今後も少し注意が必要だそうです。ヘリコプターからの中継がありましたがロサンジェルス近郊では大きな被害は出ていないようです。

また学者によるとこの地震はサンアンドレアとの関連性はないようなのでまずは一安心と言うべきでしょうか。サンアンドレアはカリフォルニアを縦断する大きな断層で巨大地震が懸念されています。下記赤いラインで表示されていますがカリフォリニア州の首都サクラメントの北西から南に伸びてサンフランシスコ、サンホセ、ロサンジェルス、サンディエゴ、州全ての主要都市に影響が出ると言われていてその予想総被害額は289ビリオンドルとも推定され、さらに被災の影響が出る家屋はおよそ3.5ミリオン軒と言われています。これは350万軒なので福島の地震での被害軒数おおよそ37万軒数のほぼ10倍弱となります。なので本当に発生すればカリフォルニア消滅も大袈裟ではないでしょう。

サンアンドレアという映画も2015年にありました。マグニチュード9の地震がロスの街を襲うというよくある大味なハリウッド映画だと思っていましたが現実とどれほどかけ離れてるのかは誰も分かりません。

記録によれば1906年にサンフランシスコで起きた地震が最後のようでマグニチュード7.7から7.9だったそうで当時アメリカ国内で9番目に人口が密集する街であり40万人が暮らしていたそうですが、この地震により22万5千人が家屋倒壊によりホームレスとなってしまったそうです。

1906年の地震以降、21世紀になってから特に大きな地震は起きていないらしく、予想によれば今後50年以内に大地震の起こる可能性はかなり高いそうです。ただしこの地震予想も隕石が落ちてくるといった他の自然災害同様、的中するのはほぼ無理なことでもあるとも言っていますね。50年以内でなく500年以内である事を祈ります。

The most famous fault in the U.S. is San Andreas. Of course, the seismic overreactions of the film industry certainly help put its name in the minds of the disaster-conscious, but it’s infamy was cemented long before Dwayne “The Rock” Johnson had to muscle his way through a destroyed Los Angeles after a magnitude 9 earthquake. The fault line absolutely devastated San Francisco back in 1906, and also wreaked havoc in southern California in 1857. While the fault hasn’t experienced a similar shake in the 21st century, scientists give pretty solid odds  that a big  earthquake will hit the fault line within 50 years. However, unlike most other natural disasters—whether hurricanes, tornadoes, wildfires or even asteroid strikes—predicting Earthquakes is almost impossible.

今回のカリフォルニア地震のニュースに戻りますが、地震観測システムについて専門家によれば今回最初の計測ではマグニチュード5.7と報告があったそうですが、揺れを検知してからほんの数秒しかないので誤差が出るのはしょうがないと言っています。実際の大きさはマグニチュード5.3であったと訂正しています。 

揺れを体感した人から学者に質問している場面がありました。ローリングモーションのようだったのはなぜかと質問されています。回転するような動きだというので多分横揺れの事なんだと思いますがこの解説では S波であり比較的長い時間揺れていたといあています。周知のとうり地震にはP波とS波があり、PがPrimary、プライマリーでメインとなる最初の縦揺れ。震源地から近くにいる場所で感じられるものでこれが最初に感じる揺れ。そして SがSecondary、セカンダリー、2番目の波で震源から遠くまで揺れが伝わり比較的強く長い時間揺れを感じるものだそうです。このセカンダリーは横揺れであるためローリングモーションはこの揺れを言っているのでしょう。説明ではこの横揺れが長く続いた場所があったそうです。

続いて上記の動画は宮崎県で起きた日本の地震のニュースです。ニュースレポーターがモニターやボードを表示しながら地図やグラフを指差しながら丁寧に説明しています。このニュースは地震直後の臨時ニュースではないのできっとこれだけ準備ができたのでしょうがアメリカのニュースと比べると、時間内にどれだけ分かりやすくゆっくり噛み砕いて説明できるかとうことに集中している印象です。アメリカのニュースとは対照的だと思いました。あとは画面に表示される文字がやたら多い気がします。勝手に表示されるので字幕機能はもうすでにいらない状態ですね。

この地震はマグニチュード7.1、震源の深さは30キロと今回のアメリカの地震よりもかなり大きくしかも津波の懸念もありましたが、日本人は地震に慣れているのでしょうか、とても落ち着いているように思えます。この大きさがアメリカであったらスーパークレージーな地震で俺たちゃもう世界の終わりを体験しているぜ!なんて事になっていたでしょう。

ニュースでは京大の教授がオフィスからのオンラインで画面に出ています。南海トラフ地震の懸念について分かりやすく説明されています。今回の宮崎の地震との関連性を調べているということらしいです。

 

日本の南海トラフ、カリフォルニアのサンアンドレア。全く違う断層なので関連性は全くないと思いますがが温暖化や気候変動などで地震が誘発される事もあるのかもしれません。今週は地震を起こす原因となる何かが太平洋沿岸プレートに作用しているのでしょうか。そんなもの嘘っぱちであると本当に願っています。