アメリカ西海岸と聞くと温暖な気候が想像されがちで冬でも意外と暖かい感じがありますが, たまにそうでもない時もあります。12月半ばになる今週は普段より寒く感じています。テレビの天気予報を見たところ今週の天気は以下のようです。
温度を示す数字は上の段が最高予想気温で下が最低気温です。アメリカで温度は「華氏」で表示されるので例えば火曜日の最低気温41度とあるのは摂氏だと5度になります。また木曜日の最高気温は61度でおよそ摂氏16.1度になります。大体の目安ですがこのくらいの気温が天気予報で出ると大抵周りの人たちは寒い日だと言い出します。会社に着くとやはり誰かが “It is freezing this morning!”と、凍るほど寒いと主張している声が聞こえてきました。面白いのは服装で昔大学に行っている頃、冬のキャンパスには分厚いコートをきている人がいたりTシャツの人がいたりと、そんなに体感温度が違うのかと思っていたことがありましたが、何年も後になって気づいたのですがきっと朝晩の温度差のせいだと解釈するようになりました。特にロサンゼルス北に位置するサンフェルナンドバレーではバレー (盆地)と言われるだけあり夏は暑く冬は結構寒くなります。特に冬の早朝には車の窓が凍っていたこともありました。そんな所から朝学校に行くにはやはりジャケットなしでは寒いですね。キャンパスに着く頃には温度も少し上がり、その時間から他のエリアから来る生徒はきっと半袖でも問題ない程度になります。
ちなみに摂氏は英語で Celcius (セルシアス)なので Cの頭文字がつきます。華氏は英語だとFahrenheit (フェアんハイト)となりFが頭文字になります。 CからFへ正確に変換することは普段の生活ではしないのであまり気にしていませんが、水が氷になる温度が大体32Fくらい。100Fというと37.7度くらいになります。風邪をひいて熱が出てしまったくらいです。
またアメリカのお天気お姉さんについてですが、なぜか皆さんこの時期でも半袖かノースリーブが多い気がします。下記ABCニュースでもやはりノースリーブです。ロサンジェルスは暖かいイメージを印象付けるため薄着で出演が決められているのでしょうか。少し謎です。
通常12月から1月にかけてあまり降らない雨が拝める月だと感じるのですがここ数年あまり感じられません。異常気象や温暖化など色々言われていますが毎年少しずつ心配度が高まっていくように感じます。気温はともかく特に飲み水のことを考えるとロサンゼルスの住民にとってこれから本当に深刻な問題になっていくような気配です。雨でなく雪になるほど寒くなってその雪解け水が飲料水に使われればと思います。