西海岸に位置するロサンジェルスは太平洋に面していますね。太平洋は英語でパシフィックオーシャン (Pacific Ocean)となり聞き覚えがあると思いますが、パシフィックデイライトタイム (Pacific Daylight Time = PDT)という表現もよく聞く表現です。今週月曜日は得にこのPDTに気をつけないといけなかったんですね。
というのも毎年3月の2週目から時間が1時間ずれるんです。カルフォルニア州では夏時間というものが始まり、今週から11月まで時計を1時間早まわりするんです。この期間をPDT パシフィックデイライトタイムと言います。平日は普段朝5時半頃起床するのですがこのおかげで起きてもまだ暗いです。その分暗くなるのが遅くなるので夕方が長く感じます。毎年わかってはいるものの最初の月曜日はどうしてもこの時間のずれに慣れません。ちなみにこのPDT以外の期間を (11月から3月までの冬の期間)パシフィックスタンダードタイム(PST)といいます。 さらにPDTとPSTを使っているのは現在太平洋側に面する4つの州だけで、カリフォルニア州以外に、ネバダ、オレゴン、ワシントン, (アイダホ州内はタイムゾーンが分割) が相当することになりこれら4つの州をまとめてパシフィックデイライトタイムゾーンと呼ばれます (Pacific Daylight Time Zone)。このゾーンの右隣はマウンテインデイライトゾーン(MDT), さらにその右隣にセントラルデイタイムタイムゾーン (CDT)、そしてその隣が最も東側ニューヨークのあるイースタンデイライトタイムゾーン(EDT)となりアメリカ本土には4つのゾーンがあります。アラスカとハワイはまた別ゾーンです。下記地図見てもえば少し分かりやすいと思いますが隣接するそれぞれのゾーンは西側から1時間ずつ遅れています。太陽が東から出るので地図の右側から早く朝がくるからですね。
https://www.timeanddate.com/time/zones/pst
出典:<https://www.time.gov/> リアルタイムで全てのゾーンの時間を一括に表示しているサイトです。全州正確な時間が必要な仕事をしている人には便利です。