ヒトコトLAトーキング #128 火事 in LA

Looters:

今日になってこの言葉がやたら出てきました。ルーターズとは要するに泥棒ですが火事場泥棒はさらに悪質です。残円な事にバカも多いロサンゼルスではやはりそんな奴らが止まりません。今の所20人捕まったとありますが実際にはもっといるんでしょう。警察も目を光らせていると会見で言っていて被災地には立ち入り禁止にすると言っていますが警察官でさえどれだけ信用できるのでしょうか。疑い出したらキリがないのですが何かテクノロジーで管理できないものかと考えてしまいました。確か被災地でのドローン使用も禁止されています。消火活動の邪魔になるというのが理由ですが、これに関してもやはりどこかのバカが火事の映像を撮るためドローンを飛ばしたらしいのですが消火専用ヘリコプター、その名もスーパースクーパー。スクープは何かをすくって取るという意味になりますが、このヘリコプターはスーパーな量の水をすくって火に撒くことができるそうですがとにかくそんな秘密兵器が作業中にドローンに突っ込まれたと聞きました。パイロットは無事だったもののヘリコプターの横にでかい穴が空くは重要な消火器具は使えなくなるで面倒くさいことになったようです。

LAFD Budget ロサンゼルス消防予算：

消火活動に関して、ロサンゼルス市長カレンバスが消防隊が絶え間なく働いていると言っているものの　市は2024 – 2025年度の消防予算は17.６ミリオンカットしていたことが浮き彫りになりました。ざっと20億円を超える減予算です。あるニュースではこのせいで消火活動の対応が遅れたと言っています。もしかしたらいくつかの住宅は助かっていたかもしれません。震災を人災だと言う人も出てきているでしょうが今の所人の手によって起こった火事だという報告はないようです。ただ間違いなく１番の犯人は強風です。そして多分２番目には低湿度でしょう。

こんな被災の際に頼りにするのは火災保険ですがこれに関しても混乱しているようで、ある被災者は保険屋にいきなり適用されないと言われたり、契約が切れていたとか全く心ない連中に騙されたいった苦情も出てきています。

そしてさらにはロス市民のIphoneにも混乱をきたしたようで、いきなり非難勧告のテキストが入りました。あなたのエリアが火事です！いますぐ避難しなさい！というメッセージとともにブザーが一斉になり始めました。いきなり聞いてねえよと思ってまたテキストが入ると今度は間違いでしたごめんねくらいのメッセージです。SNSの投稿に関してもかなりのフェイク映像を見ました。有名なハリウッドサインが燃えているものやかなり大袈裟に火事の火の粉を盛った映像など、ここ数日そんなものがかなり目につきうんざりです。