ロサンジェルスの火事が起きて10日ほど経ちますが完全鎮火とはほど遠い状態です。消火活動が続いている中ですがすでにロサンジェルス市ではもはや人災であろうかと思えるような問題を指摘され始めこれから解決問題とさらには責任問題にも追われることになるかもしれません。
現在までの大まかなアップデートが出ていました。
Santa Ana winds have died down across the Greater Los Angeles area, helping firefighters bring almost 40,000 acres of ongoing wildfires under control. The fires have killed at least 27 people and swept through residential communities, destroying more than 12,300 structures and forcing thousands of people to evacuate. See maps of the fire areas and evacuation zones. The causes of the fires remain unknown, but investigators are focusing on a specific scorched slope to discover the origins of the largest blaze, the Palisades Fire. The Palisades Fire is 22% contained, and the Eaton Fire is 55% contained. Attention has already turned to the vast cleanup and restoration effort that will follow, with California Gov. Gavin Newsom promising a Marshall Plan-style rebuilding effort that could cost tens of billions of dollars. Dangerous fire conditions are expected to return next week, the National Weather Service warned, while concerns are rising over the risk of mudslides on charred hillsides.
サンタアナ ウインド
ロサンゼルス北東に位置するモハべ砂漠から吹いてくる冷たい乾燥した風です。この風は毎年数回強く吹くことがありますが今回は予想をはるかに超えた強風であったためこんな結果になったようです。
今週に入って風は少しずつ弱くなってきているようで現在燃えているエリアはようやく消防隊がコントロールできるほど治まってきてはいるらしいです。しかし被害のサイズは40,000エーカーというとんでもない大きさになるそうです。これは大体ディズニーランドが400個入るほどの面積だそうです。
天気予報では今週末にかけてまた風が出てくるという予報も出ているので新たな場所で避難警告が出る可能性もあるそうなのでまだまだ気は抜けません。
被災の大きさ
これまでに27人の死者が出てしまいました。被害のあった建物は一万二千三百軒にのぼるそうでうす。Googleマップで現在の火災エリアを見るとやはりロサンジェルス中心街から左に位置するパリセードの火事が最も赤いエリアが大きいです。サンタモニカにもかなり近くなっています。

今回の火事の原因はまだ調査中のようですが、いくつかの可能性が考えられると専門家は言っています。風で高圧電線がこすれた説。ホームレスが起こした火による説。 ここまで燃えてしまったので原因になるものはとてつもなく非難されることになるでしょう。
1月16日の時点ではパリセードの火事は22%鎮火、もう1箇所のイートンと呼ばれる場所の火事は55%鎮火したそうです。
カリフォルニア州知事 ゲビンニューサムは多額のサポートを確約していますが彼を強く批判している対抗パーティである共和党のあるメンバーがいます。1月20日に大統領と呼ばれるトランプ氏です。
“Governor Gavin Newscum refused to sign the water restoration declaration put before him that would have allowed millions of gallons of water, from excess rain and snow melt from the North, to flow daily into many parts of California, including the areas that are currently burning in a virtually apocalyptic way. He wanted to protect an essentially worthless fish called a smelt, by giving it less water (it didn’t work!), but didn’t care about the people of California. Now the ultimate price is being paid. I will demand that this incompetent governor allow beautiful, clean, fresh water to FLOW INTO CALIFORNIA! He is the blame for this. On top of it all, no water for fire hydrants, not firefighting planes. A true disaster!”
”ゲビンニューサムは水源確保修復のビルにサインすることを拒んだ。北部からの何マンガロンという量のな雪解け水が毎日届けられるはずのものだ。これは州の至る所に運ばれるべきものでこの終焉を思わせるほどの火災被害の出ている場所にも届いているべきものだ。彼はスメルト(ワカサギ)と呼ばれる魚を救おうと意味のない努力はしていて、やはりそれも何の助けにもなっていないが、カリフォルニア州の市民のことはお構いなしだ。こんなことだからこのザマだ。この無能な州知事に綺麗で素晴らしく、新鮮な水をカリフォルニア州に供給する事を私は要求するだろう。この火事は彼に責任がある。消火栓に水がない、消防隊の使える水もない。なんてザマだ! ”トランプ氏はこんな感じでののしっているようです。これに対してゲビンニューサムはこの災害を利用して政治的な攻撃をするべきでないとトランプを批判していますが、消防用の水源確保に関しては確かに行き届いていなかったように思えます。特に去年からの州の消防費用大幅削減が事実であったように市の消防体制には疑問が拭えないのは明白です。消防隊が最初に現場に到着して消火栓から水が出なかったことも事実のようです。これによって助かったであろう建造物もあっただろうと非難する声も上がっています。この批判はカリフォルニア州知事にとどまらずロサンジェルス市長カレンバスにも矛先が向けられています。
LOS ANGELES – A Change.org petition demanding the resignation of Los Angeles Mayor Karen Bass has surpassed 152,000 signatures as thousands of families have started the long road to recovery after fires – namely the Palisades and Eaton fires – left communities in ruins.Started by a user identified as “Frustrated Californian,” the petition accuses Bass of “gross mismanagement” and a lack of leadership during the crisis. The petition points to Bass’ diplomatic trip to Ghana, which left her out of the country when the fires erupted. It also criticizes the city’s preparation and resource allocation, including water shortages and underfunding of emergency services. “Families have been displaced, homes destroyed, and livelihoods shattered—yet Mayor Bass has been absent from the front lines,” the petition reads.
被災者であるおよそ15万人ものロサンジェルス市民が市長カレンバスの辞任を望む嘆願書に署名しています。主な理由の一つに、カレン氏は火事が起こった外交でガーナに旅行中でに行っていたそうですがこのニュースを聞いた際すぐに戻ってこなかった事にリーダーシップ意識にかけているということに憤りを感じているようです。そしてやはり去年からの消防費カットの合意も彼女のミスジャッジメントであると厳しい言葉が出てきています。
二次災害の懸念
While no such rain is in the current forecast, any rain would now present a double-edged sword for those whose neighborhoods were ravaged by flames in the form of an increased risk of mudslides.
“Just a short period of moderate rainfall on a burn scar can lead to flash floods and debris flows,” the National Weather Service said. “Rainfall that is normally absorbed by vegetation can run off almost instantly. This causes creeks and drainage areas to flood much sooner during a storm, and with more water, than normal.”
天気予報では雨の予報はまだないようですがもし雨が降った場合これは同時に “Double-Edged Sward”になると懸念されています。ダブルエッジソード、諸刃の剣という意味ですが家屋などの様々な焼け跡、つまり地表に体積されたデブリが雨によって流されやすくなっているらしいので特に山間部の小川周辺などは危険な状態だと警告しています。
今回の火事でロサンジェルス市全体の体制がこれから大きく変わるかもしれません。歴史的に見ても民主党で構成されるあるロサンジェルスですがこのタイミングで国自体はトランプ大統領の下、共和党統治となるわけです。損失した膨大なエリアも含め復興のための市のインフラ改革が誰の手によって進められるべきか政治家の間で討議されます。被災者の意見を十分汲み取った上での政策がなされればいいのですがきっとそれが1番の市民全体の懸念点ではないでしょうか。