ヒトコトLAトーキング #180 中国春節 2026 スパイ関与疑惑 in LA

AIによれば、”In 2026, the United States is more popular than Japan for Chinese travelers during the Lunar New Year” だそうです。ロサンジェルスのチャイナタウンはNYやサンフランシスコのものよりかなり小さいものの、盛大な丙午イベント、ディスニーランド、ハリウッド、ハイエンドショッピングなど魅力いっぱいのようなのでロサンジェルス空港も大混雑のようです。

さてそんな中国人ホリデーウイークでパーティームードの真っ只中に紛れて、ロサンジェルスに住むある中国系アメリカ人が違法なエージェント活動をしたとして連邦検察から懲役4年の判決を受けました。Yaoning “Mike” Sun (ヤオニン・サン)という64歳の男性ですが、要するに彼は中国のスパイだったようです。彼の自供によれば政治活動の援助をしていたようで、”インディビデュアル1”というスパイ同士での暗号のような呼び方をしていたある政治家を2022年の地元ロサンジェルス市議会議員選挙に選ばれるように手助けしたらしいんですね。 問題となったのはこの ”インディビデュアル1”。この人物,はアルカディアというエリアの現市長、Eileen Wang (アイリーン・ウオン), だったんです。しかも2022年、アイリーン自身の発言によればヤオニンは彼女のフィアンセで毎日一緒に出歩いていたし、彼は私にとって真のリーダーだったなんてことも言っていたそうなんですね。

ここまで聞けばもう間違いなくアイリーン自身もスパイ活動に関与していたと考えるのが普通なわけでメディアでは様々な角度からインタビューを受けたらしいのですが、ヤオニンが逮捕された後のコメントでは ”ヤオニンが私のフィアンセだと言っている人達。どこにそんな証拠があるのか証明してください。”と昔とは全く否定したのでさらに怪しくなってきやがりました。

ヤオニンの活動には地元の政治運動に影響を与えアメリカの公共生活を北京に有利な形にしようと努めることが含まれていたらしく、特に司法省の調べでは、ヤオニンの活動にはニュースサイトの運営、米国を訪問した台湾の蔡英文総統など外国の政治指導者の追跡、共産党政権に反対する法輪功などの米国内の団体の監視などが含まれていたそうです。

さらにヤオニンはジョン・チェンという主要共謀者と協力していたらしいんですね。このジョンという人物は中国共産党の習近平国家主席に直接コンタクトを取っていたかなりの影の大物だったんです。ヤオニンは何十年もの間ジョンの右腕として働いていたそうなんですね。

1番問題となっているアイリーンですが、ヤオニンとの関係を今も否定していて辞任する意志は全くないようですが、調べていくとこの二人の関係についてさらに色々証言が出てきているで、なんだか卒業証書提出をひたすら拒否している日本のある元議員のようになちゃっている気がします。一体どうなるのでしょうか。

カリフォルニア州にとっては悪いことに、アイリーンは民主党議員からの支持を結構受けていたそうで、このニュースは民主党にはかなりネガティブなものです。トランプ大統領の耳にもすでに入っているはずですが、もともと州知事ゲビンニューサムと仲の悪いことでも知られてるので、これにより大統領からカリフォルニア州内でICEの行動を強化する指示が出れば、プロテストが起き、さらに激化して結果暴動が起きるという負のスパイラルになる可能性もあるのではないかと勝手に懸念しているのですが一体本当にどうなっちまうんでしょうか。と心配する反面、ネットフリックスでドキュメンタリーにでもなりそうかもとこのスパイ関与疑惑の経過を知りたくなってしまうのも事実ですが。

Leave a Comment