ヒトコトLAトーキング #41 イースター

今週4月9日はイースターです。個人的にはあまり特別な休日でもないです。イースターは毎年この時期の日曜日になるんですが休日になるような事もなくアメリカに住んでいるカトリックやクリスチャンでもない人にとってはあまり飲んで踊って騒いでという大人が楽しむ日でもな誘うです。ニュースなどでは大体毎年ホワイトハウスの庭に子供達を呼んでみんなで卵を探しましょうとか、どちらかというと子供主体のホームパーティー的な感じです。    

イースターとは、ジーザス=クライストが十字架にはりつけになった後の三日後、生き返ったのでそりゃあめでたいという事でこの出来事を祝おうとなったクリスチャンの休日だそうです。

Easter is a Christian holiday that celebrates the belief in the resurrection of Jesus Christ. In the New Testament of the Bible, the event is said to have occurred three days after Jesus was crucified by the Romans and died in roughly A.D. 30. 

クリスチャンではないので週末に教会に行く事もないですね。なのでどのくらいめでたいのか正直わかりませんがこの日曜日に何か面白いことはないのかと調べてみました。出てくるのはやはりエッグハント(Egg Hunts) という言葉です。卵探しです。なんででしょうか。卵には新しい生命のシンボルであり再生という意味もあるそうです。このシンボルを隠して宝探しをしようというこいきな遊びが子供のいる家族では大体どこでも行われます。本物の卵は最近値札も高く子供にとってあまり嬉しくないので卵型のプラスティックの中にお菓子を入れたりしてちびっ子たちに見つけてもらうというのが普通のようです。

あとはエッグデコレーション (Egg  Decorating)なんてのも出てきました。茹で卵の殻に装飾品をつけたり色を塗ってみたりとかなり凝ったものまで見かけます。あとで食べるのが勿体無いですね。

  – エッグハント、エッグデコレーション、どちらもアメリカでは結構古い習慣で多分子供達も本当に楽しいからやるというよりも大人達が昔からなんとなくやってた風習なんで、もちろん宗教的にはもっと格式のある行事が教会で行われていると思うのですが、そうゆう所にあまり普段行かない人にはまあ一年に一回くらい家族や親戚同士でカトリックの伝統に少し触れてほのぼのしましょうという感じです。日本でいうところの正月に親戚同士会った時に子供達がみんなでカルタや百人一首でもやろうかって感じですかね。

そんなイースターに食べる少し特別な料理もあるようです。

  –  Hot Cross Buns (ホットクロスバンズ):ロールパンとシナモンロールの合いの子という感じでしょうか。決まった具材はない様ですが基本はパン生地にレーズン、ナッツやらを混ぜて焼いたもにアイシングをのっけたものです。アイシングは粉砂糖と卵白を混ぜた甘いやつで白い十字架の形になるようにパンの上に乗っけてクロスのように見えるのでホットクロスバンズです。

  –  Peeps (ピープス):小鳥の形をしたマシュマロです。アメリカのケーキ同様色鮮やかで真っ黄色、真ピンクなど食べて大丈夫なのかくらい鮮明な色です。どうしてこのピープスがイースターで食べられるのかは分かりません。

 - イースター限定用なお菓子も色々売られています。やはり色鮮やかで食べるより目で楽しむものなんですねえ。ジェリービーンズ、M&Ms, Reese’s などのアメリカでは定番お菓子がスーパーの棚にがさつに並んでいるものもありました。子供にとってはハロウイーンの次くらいにお菓子を手にする機会のある日ですね

今週末はロサンジェルスだけでなくアメリカ全土で多分こんな感じの週末になります。ロサンゼルスの天気もやっと落ち着いてきていつものような青空になってきました。平穏無事な週末になればいいと思います。