ヒトコトLAトーキング #46 日本へ出張 

というわけで2週間ほど日本に一時帰国していました。本当はゴールデンウイークに休暇をとって日本に行こうと考えていました。ちなみに会社の休暇をとることをよくPTO (Personal Time Off) パーソナルタイムオフと言いますが、申請する際、日本の休み明けに日本の客まわりをして欲しいと聞いてしまい、予定変更ゴールデンウイーク後に1週間仕事、次の週にPTOを取ることにしました。

前回の日本はコロナの前だったので間違いなく3年は経っていますが日本がこの3年で少し変わっていたことに驚きました。羽田空港から電車に乗りまず最初に立ち寄ったのはやはりコンビニです。おにぎりやら不思議な菓子パンやらを持ってレジに向かうとお兄さんが笑顔で商品をスキャンしてどうぞって言われました。こちらも笑顔でどうもって言うとそれから数秒間沈黙、お兄さんが両手で指さしているのにやっと気づきその先を見るとレジの横には自動支払い機が。袋は要らないというとお兄さんはありがとうございましたとだけ言い次の人へ。もはや人間のレジの役目は単に持ち逃げ防止だけの役目の気がしました。

日本で楽しみにしていたことが数個ありその一つはファミレスで倒れるほど食おうと思っていたことなんですが、友人と行った都内のジョナサンという所でまたびっくりしました。注文とる人ではなくトレーのついたロボット出てきました。顔の部分になるパネルには猫のような顔になっていました。頼んだ料理もちゃんと座っていたボックスまで運ばれて来て食べ終わってからやはり自動支払い機で会計。店の誰とも話さずファミレスをでたのはきっと初めての経験だと思います。アメリカではウエイター/ウエイトレスはチップを期待でき場所や客層によってはかなりの高収入な職業になると聞くので, アメリカのデニーズがロボット化するにはまだ少し時間がいるでしょう。

上記二つが今回日本で驚いたことですが、日本っぽいなあと再認識したことも多々ありました。

公共施設、主に電車やバスの移動手段ですが時刻表通りちゃんと来ることに改めて感銘しました。あとはバス車内で当たり前ですが乗客の人達みなさんマナーをよく守っていられ、夜でも誰でも安心して乗車できるのは羨ましいことだと思いました。ロサンゼルスのバスは結構賑やかです。誰でも乗れるのでいいのですがホームレスやちょいと普通の日常会話が難しい人たちも乗車するので彼らの会話や独り言が意外と面白かったりはた迷惑だったりします。あばれだすような人はそんなにいないと思うのですが、こんな賑やかな状態で夜一人、乗車中に居眠りしてしまうほど安全な状態ではないのが実状です。

もう一つの公共移動手段、新幹線についてですが、こちらも改めてすげー乗り物だと実感しました。仕事の都合で東京から伊勢に行くことになったのですが、予定から見ると向こうに一泊しかできず移動時間でほぼ時間が取られてしまうと思いきや、新幹線だと東京ー名古屋片道1時間半ほどで行くんですねえ。しかも時刻表通りに到着すると言うので帰りは時間が少しあまり、伊勢神宮にお参りもできるほどでした。アメリカで新幹線は銃の弾のように早い電車, (Bullet Trains)と言われますがただ早いだけではなく時間厳守という所がすごいですねえ。日本のビジネスマンには欠かせないツールの一つなわけです。何かダイアの崩れるようなことがあると大変ですが。。

仕事や私用で毎日出歩く中、新幹線ではないものの移動には必ず電車に乗っている事に気付いたそんな時、パスモの便利さにほんと驚きました。きっと昔からできたのでしょうが、今回仕事中の移動は会社のカードで支払おうと思っていてパスモのアップを携帯に入れればそこにクレジットカードから料金追加できるということを初めて知りとても役に立ちました。電車やバスも携帯で通れるってすごいこいきだなあと。ただし駅の乗り換えなどでは結構歩くんですねえ。運動だと思えば一石二鳥なのでしょうが。

JR渋谷駅で乗り換えをした時、ついでにハチ公を見てみようと思ったのですが外人旅行者らしき人たちが列を作って写真撮影していました。結構昔ですが、ハチ公の話がリチャードギア主演のハリウッド映画になりましたがその影響でしょうか?何故か不思議に思いました。それにしてもハチ公像はかなりの人に可愛がられたのでしょうか、顔がぬっぺりして来ているように見えます。目のあたりはなんだかもう無くなって来ているようにも見えます。

毎日仕事か私用で出歩いていましたが、日本は電車大国だなあと痛感しました。

半分仕事の日本帰国、まだまだやり残した事が沢山ありました。ペヤングの超超超大盛りを食べること。家系ラーメンを一日3回食べてみること。食べることばかりですがこれらはまた次回にとっておこうと思います。やはり日本で一番恋しいのは食べ物かもしれません。