アメリカ連邦政府は現在閉鎖中です。共和党と民主党が予算をめぐる争いを期限までに解決できなかったためです。連邦職員の40%、およそ75万人が無給休暇を取らなければいけないことになると言われています。
年金と医療保険などの小切手は引き続き送付されるようですが、取引するカンターなどでの実際の給付の確認やカード発行の作業は停止する可能性があるそうです。
食糧支援プログラムや連邦政府が資金を提供する幼稚園などのサービス、スミソニアン博物館のような施設は縮小されるか閉鎖される可能性が高いようです。
国立公園なども職員が勤務しなくなるので閉鎖する事になるようです。
そして1番身近に影響が出そうな所は空港かもしれません。
空港の TSA (Transportation Security Administration)職員は休むわけにはいかないので勤務はするものの彼らの給料支払いが先延ばしにされる可能性もあるそうです。
航空管制塔の職員もまた給料の先延ばしが期待されるそうで閉鎖期間中は出勤せず家で待機する職員も出ると予想しているそうです。
またパスポートに関するオフィスも影響が出るので手続きや申請などに通常より時間がかかるらしいです。もちろんこれはアメリカパスポートの問題なので外人には影響はないでしょう。
共和党側が医療保険をサポートしたくない理由は費用削減が主な理由ですが、低所得層の保険受給者やその家族にも手軽に保険が使えるようにと考案されたACA(Affordable Care Act)と呼ばれるこの法案が外国人、特に不法移民がこの恩恵を受けているということが気に食わないらしいようです。民主党によればこの理解は間違っていると主張していますが、共和党の意見では2024年のバイデン政権では多額の医療サポートが実際違法移民に乱用されたと言っています。
そして共和党の狙いはさらなる費用削減として政府職員の削減を図っているようで、閉鎖の選択をしたのは民主党側でありこの閉鎖期間中業務遂行のできない連中はそのままクビにしていく意向だと表明しています。これはトランプ政権の掲げている大幅な人員削除を目的としたDOGE(ドージ)の方針と繋がるわけで、共和党にとってはどの選択をとってもこの閉鎖のダメージを払うのは民主党だと非難しています。
今回の閉鎖は来週もまだ続くと予想されていて両者の溝はどんどん深まっていく気がします。どちらが本当に正しいことを言っているのかはすでにあまり問題ではないような気がします。今後の方針が決まりその結果が出たとき、それがきっと正しい決断だったとどちらかが言うのでしょう。
どうゆう結果になっても影響を受けるのはいつも一般庶民だということは忘れないで欲しいものです。
