Tuesday, September 26, 1939
In 1939 a tropical storm nicknamed El Cordonazo or The Lash of St. Francis, made landfall near Long Beach. Although San Diego avoided serious damage, the storm brought record winds and the heaviest September rainfall ever recorded to the area.
Across Southern California the storm caused 93 deaths; 45 people died in flooding on land and another 48 were lost at sea.
天気予報では北からの冷たい空気のおかげで今回のヒラリーもロスに来るまでには熱帯低気圧になるだろうと言いていますが84年前同様にかなりの被害が予想されそうです。そのためアメリカ気象庁がロサンジェルス近辺では今回史上初となる熱帯暴風雨警報(tropical storm warning)を発令しました。
LOS ANGELES – After Hurricane Hilary continued to intensify overnight, the National Weather Service issued a Tropical Storm Warning for parts of Southern California for the very first time.
特に海岸沿いでは高波、高潮の影響でこいきなハリウッド映画に出てきそうなビーチ沿いの家達が危険です。市がブルドーザーで バーム(berm)と呼ばれる砂の壁をビーチに作っていますがどれだけ持ち堪えられるかも不安です。崖崩れも懸念されています。海を見下ろせるやはり映画に出てきそうな崖っぷちの高級住宅地も危ないです。サンドバック(Sand bags)もかなりの量が準備されているようです。それ以外にも氾濫するかもしれないLAリバー、もしくは低い場所に位置する住宅街。とにかく確実に安全な所はないかもしれません。会社の同僚とも話していましたが庭の植木を家に入れておこうとか、食料を買い溜めしおこうとか、停電した時のためジェネレーターもいるのだろうかとか誰かに会う度にそんな話でもちきりになってしまいます。
City crews build up a sand berm as they prepare for high tide along with a storm that was expected to bring flooding to the Peninsula in Long Beach Friday, September 9, 2022. Photo by Thomas R. Cordova.
ロサンジェルス日本領事館でも注意喚起していました。
ハリケーン「ヒラリー(Hilary)」に関する注意喚起1 米国国立ハリケーンセンター(NHC)によれば、現在、ハリケーン「ヒラリー (Hilary)」がメキシコの南西海上にあり、時速22キロで西北西に移動しています。ヒ ラリーは今後北北西に進み、8月19日から21日にかけて、メキシコ及び米国西海岸 に接近もしくは上陸するとみられており、このためカリフォルニア州及びアリゾナ州な どでは広範囲にわたり大雨、暴風(沿岸部では高潮、高波)の発生が予想されていま す。 2 在留邦人の皆様及び当地滞在中の皆様におかれては、居住・滞在エリアを管轄する 郡、市等の行政機関のウエブサイトや、SNS、テレビ、ラジオ等のニュース、交通機関か ら、常に最新情報を入手し、安全の確保をお願いします。移動・外出の場合は天気や交 通状況等を十分に確認してください。また、ハリケーン通過後も、地盤の緩みに伴う土 砂崩れなど、予測できない二次災害が発生する可能性もありますので、十分に御注意く ださい。
(参考) 米国国立ハリケーンセンター(https://www.nhc.noaa.gov/?epac) 米国気象局(https://www.weather.gov/) ウェザー・チャンネル(https://weather.com/)