ケルシー・フェンドラー、34歳のアメリカ人の女性。手漕ぎボートで一人でアメリカ西海岸からハワイまで只今挑戦中です。
カリフォルニア州モントレー。ロサンジェルスダウンタウンから北に向かって、サンフランシスコまで行かないものの車で5時間ほどで行ける距離ですが、ここから彼女のぼっち航海が始まりました。先月の5月21日のスタートです。ゴールはハワイのオアフ島。全行程およそ2,400マイルの航行をエンジンなし、一人オールで漕いでいく果てしない旅を今しています。この距離は大体3,800キロになりますがほぼロサンジェルスからニューヨークまでの距離となるようです。今の所かなり順調な進み具合でこのまま問題なくハワイにつけば史上最速となるのではと期待され始めています。
Twice my boat had capsized. The first time, the wave broke from such a height I knew the wave was deadly. When I surfaced my boat was upside down. Looking at the upturned hull I had felt pleased by how few barnacles there were to remove. Upturned hull? My boat was not self-righting! I thrust my feet onto the oarlock base to launch my body up and so my arms to grab the keelson. My weight, wind or waves combined and the boat began to roll, plunging me back underwater. The voice in my head shouted when I resurfaced. I found the rope that ran around the perimeter of my boat. “Close your hand!” screamed the same voice, and it occurred to me that the voice had never screamed before. I stared at the rope. My future lay across my open palm, because drifting away from a boat in an ocean is almost certain death.
上記それぞれの記録は時間やその時の天候など全く違う条件なので比べる事自体意味があまりなく、しかも現在のテクノロジーを使ったボートや通信技術を考えると昔に比べて一人旅とはいえかなりの安全装置やライフラインが準備されているはずです。
今航行中のリリーと呼ばれるケルシーのボートですがこれまでにすでに3回海を渡ったことがあるそうで信頼性に関しては実証済みのようです。普通の手漕ぎボートと違い船首と船尾は丸いコンパートメントがありここに必要備品や休憩のスペースがあるんですね。さらには色々なお手頃ビックリドッキリメカが満載されているようです。
ボートにはパッシブセルフライティングシステムと呼ばれるもので万が一ひっくり返っても船自体が自分で元に戻ることができるそうです。
出発時に3ヶ月分のドライフードを蓄えて出発したそうですが、さらに大事なのは飲料水です。ソーラー電池で作動するフィルター装置があり、海水を飲料水にできるそうです。昔だったらこれを取り入れるだけでもかなりの費用がかかったことでしょう。
Pelagic Autopilot: オートパイロットいう言葉が示唆するとうり要するにナビゲーションシステムで、これのおかげでボートはいつでも目的地を向くようなので漕ぐだけでコースを保つことができるそうです。なので仮眠の間に潮に流されてもまた漕ぎ出せば最短の方向に自動に修正されるそうです。
次にそもそもなぜ彼女は今回手漕ぎボートでハワイを目指したのでしょうか? いくつか理由があるそうです。
一つ目はホエールファンデーションと呼ばれる基金のプロモーションだそうですがクジラとは一切関係ないようで、グランドキャニオンに流れる川をガイドするための基金だそうです。
二つ目は勿論自分自身への挑戦だそうです。これまで女性によるアメリカーハワイ航行達成したのは二人のようですがどちらも外国籍。ケルシーが成功すれば初めてのアメリカ人女性となります。
First, she’s raising money and awareness for The Whale Foundation—which, despite the name, has nothing to do with whales and everything to do with river guiding in the Grand Canyon. So, go donate something to it if you’re so inclined. Second—and this is the reason I admire even more—she wants to see if she can. Two women have completed this crossing before: Lia Ditton (86 days) and Roz Savage (99 days). Kelsey is aiming to beat those times. She’d also be the youngest—and the first American—to do it.
そして誰もが気になる航行中の生活です。
どうやって寝るのか?
上記でも述べたとうり、船首と船尾にコンパートメントがありそこで仮眠を取れるようです。寝ている間なるべく潮に流されないようにパラシュートの形をしたアンカーを海に入れておくようです。
トイレ事情?
トイレバケツがあるそうです。
風呂?
ソーラー電池を使ってどれだけ飲料水が採れるかにもよるらしいのですが、通常海を汚染しない石鹸を使って海水で体を洗い、その後飲料水で流すそうです。
ケルシーは7月6日から7月10日の間にオアフ島に到着予定だそうです。彼女の場所をトラックできるページがありますが現時点で残りの距離はすでに全行程の20%ほどのように見えます。きっとこの1−2週間以内に大ニュースになるでしょう。最後のラストスパートに期待したいものです。
