ヒトコトLAトーキング #181 ドラッグ カルテル レガシー in LA

メキシコの麻薬密売王、オセゲラ・セルバンテスが2月22日, メキシコ軍に射殺されてからカルテルメンバーの報復が始まっているようでフェイクニュースも含めてメキシコのある地域ではそりゃあ大変な暴動が起こっているようです。彼の率いるこのカルテル失脚後、調べてみればメキシコカルテルに関連する事件が山ほどあることに気づきました。 

ある元薬物取り締まり局の人はもう何年も前からエル・メンチョ (オセゲラのニックネーム)と彼の率いるカルテル (CJNG)をロサンジェルスで追いかけていたそうですが、すでにその頃からロスのドラッグ裏市場には彼らが背景にいてその影響でフェンタノルなどのハードドラッグがダウンタウンで蔓延していたというのです。

But most troublesome to Bodner is the amount of CJNG drugs finding their way to Los Angeles, where the cartel has an extensive network. It’s not unusual for Bodner to seize one hundred, two hundred, three hundred, or four hundred pounds of meth at one location. Bodner says LA’s street gangs then act as intermediaries with the cartel, breaking up the meth and putting it out to street dealers. Those street dealers then prey upon the addicts in Los Angeles.

さらにボドナーというDEAの捜査官によれば、300、400ポンドのメタンフェタミン (クリスタルメス)が1箇所から見つかる実例も普通にある言っています。400ポンドはおよそ181キログラム。 この量でどれだけの人がオーバードースでぶっ壊れるのかジェミニに聞くと、

In a purely mathematical sense, 400 pounds of pure methamphetamine contains enough material to provide nearly one million potentially fatal doses. 

ほぼワンミリオンだそうです。100万人です。2026年のロサンジェルスダウンタウンの人口はざっくり90万人ほどなので、181キロあればロスのダウンタウンに住む全員ゾンビ、もしくは深刻なオーバードースに陥れることができてしまうことになります。 DEAの彼が言っていた事が本当でこれがメキシコやら中国やらから持ち込まれたものならば、トランプ大統領が言うようにまさにアメリカに対するテロです。
さらに参照までにDEA(麻薬取り締まり局)の研究によれば1キロのフェンタニル (日本ではヒロポンとも呼ばれるそうです) があれば50万人を死に追いやることができる量らしいです。クリスタルメスとフェンタノルは違うドラッグではあるものの181キロのドラッグとなるとおよそ9千万人。2026年のロサンジェルス市の人口はざっくり390万人。すでにロスの住人全員ジャンキーにしてもまだお釣りがくるじゃねえかって程の数字になります。

Drug trafficking organizations typically distribute fentanyl by the kilogram. One kilogram of fentanyl has the potential to kill 500,000 people.

過去ロサンジェルスで、一回の違法薬物押収で見つかったフェンタニルの最大量は2025年、1月22日コンプトンの隣町、ドウニーと呼ばれる普通の住宅街にあるアパートとその付近に止まっていた車の中から、50パウンド(22.6キロ)のフェンタニル、12パウンド (5.4キロ)のアヘン、5キロのヘロイン、1キロのコカインがまとめて見つかったそうです。もはや世界を乗っ取るのかって程の量に思えます。 この現場にいた売人は逮捕されましたがドラッグの出どころは断定できていなかったようです。当時の捜査官によればメキシコのカルテルがよく使うシンボルが見つかったようで彼ら元締めなのは間違いないようですがエル・メンチョ、CSJNの関与ははっきりどの記事にも出ていません。エル・メンチョのCSJNはクリスタルメスの違法売買で知られていたようなので違うメキシコのカルテルの可能性もあるのかもしれませんが、誰の仕業にしても考えてみると少しおっかねえ話しです。ロスの街中には間違いなくこの規模のドラッグハウスはまだ存在するわけで、もしかしたら近隣のどこかって可能性もあるわけで子供のいる家庭となればそれこそ心配でしょうがないでしょう。CSJNの報復騒ぎはロサンジェルスでは聞いていませんが公になっていないだけで裏の社会では今大きく何かが動いているんでしょう。皮肉にもまるでハリウッド映画のように考えてしまいますが意外と実際の方がとんでもない事になっているのかもしれません。

Leave a Comment