7月4日、アメリカの独立記念日に必ず見かけるのは花火です。見ていて楽しいんですが毎年騒々しいです。年に一回のことだし見ていてまあきれいだしと思うのですがやり過ぎちまってる連中がいるのも事実なので場合によってはまあいいかでは済まないことになってしまったようです。
the City of Los Angeles, it is illegal to use, possess, sell, give, or discharge fireworks — including sparklers, firecrackers, bottle rockets, aerial fireworks, and so-called “safe and sane” fireworks.
、スパークラーズ: スパークルとはキラキラしたという意味ですが、ここでは小さくかわいくキラキラしたもの、要するに手持ち花火です。
ファイアークラッカー: 地面に投げてパチンパチンとなる爆竹のことです。昔、独立記念日前日にロサンジェルスダウンタウンにあるチャイナタウンを通りかかったときはまさに大爆竹大会で、半端なくうるえしものすごい煙で煙たく、すでに楽しいを通り越していたのを覚えています。今でもまだやっているのでしょうか。
ボトルロケット: ロケット花火ですね。空き瓶などのボトルに入れて日をつけるのでこの名前になったんですね。これを手に持ってやろうとするから危ないとわかっているのにやるんですねえ。楽しいからねえ。
エアリアル花火: エアリアル=”空気の”なんて訳せると思いますが空気中で上がる花火、打ち上げ花火のことです。日本で尺玉なんて呼ばれる大きなものは普通免許のあるひとが許可のある広い場所で花火大会としてあげていますが、特に心のおおらかなあるロサンジェルス達にはあんまりそんなこと気にしないで、近所で気軽に大きい花火がタダで見れたらいいじゃない、じゃあ自分たちで盛大にやろうといった感覚でしょうか。
ロサンジェルスでは花火をあげなくてもただ所持しているだけでも独立記念日でもやはり関係なく違法なんですが、それにしても7月4日は不思議なくらい所構わず花火が上がっています。実際パーティーショップのようなショップに行けば普通に手に入るのでどこが違法なんだとも思います。どでかい打ち上げ花火などは少しリサーチしないと見つからないかもしれませんが。
独立記念日はまあとにかくめでたい日なので、こんな需要も供給も存在する楽しいアイテムを使わずにはいられないのが人の心。なので大人から子供までみんなで楽しんでしまいます。ですがやはりちょいとやりす過ぎちゃったケースもあるようです。
チノはダウンタウンから車で1時間半くらいはかかるでしょうか。北東のリバーサイドなんて街の方に向かっう途中の街ですがここでもどえらい花火を普通の住宅地エリアあげてしまったらしく、実際20代の女性が死亡、二人が火傷を負いました。消化作業の後、次の日に近隣住民が掃除をしている様子がありますが凄まじい事故現場になってしまいました。花火を使った犯人はすでに過失致死障害 (man slaughter)として検挙されたそうです。
ウイルミントンはダウンタウンから車で30分ほど南に走ったあたりにあります。サウスベイなんて言われるエリアですがロングビーチという大きな港街のそばです。このエリアにあるモーテルの駐車場で誰かが花火を打ち上げ周辺を運転していたある男性が重症の火傷をして救急が来るわ爆弾処理班が来るわの大騒ぎとなったようです。インタビューに答えるおっさんは爆弾が爆発したよなすげー音だったぜえ。火傷したやつは叫んでるんで周りにいた奴らは消化しようとしてたけど無理だったぜなんて言っています。
アメリカのうかれぐらいは日本に比べて半端ないような気がします。楽しいのは間違いないのですが人が死ぬほどの騒ぎになってしまうのでそれはいかんと厳しいルールを作っていくわけですがそのおかげで街全体の自由がすっかり奪われそれが当たり前になってしまっている気がします。そんなわけでコンビニで買ったビールでも飲みながら手持ち花火で家族でほのぼのという絵ズラはアメリカ人から見るとオーマイゴッドなんでしょう。そうゆう点で日本はある意味とても自由なのかなあと感じることもあります。
