ヒトコトLAトーキング #126 ジャパニーズスーパー in LA

クリスマスってやつが今年もまた来ました。そしてもう1週間もたたないうちに年が明けますがこの時期は日本食が恋しくなりますねえ。日本人が多く住むロサンゼルスなので探せば日本のスーパーは結構見つかります。

ニジヤマーケット

南カリフォルニアには6件あるニジヤマーケットと呼ばれるスーパー。クリスマスセールと書いてあるチラシがあったので見ていました。

クリスマスケーキが最初に目に入りますが38ドルからとなっているようです。今の日本円の相場だと6000円くらいです。やはり高く感じるような気がします。日本から直輸入とありますがケーキを日本から逆輸入というイメージです。ちなみにアメリカで見るクリスマスケーキは見かけ重視なイメージです。真緑、赤、白。この鮮やかな3色を惜しげもなく塗りたくったクリームで魅了しますが見るだけでお腹いっぱいな感じです。さらにちなみにショートケーキのショートという語源は大昔、シェークスピアが実在していた時代のイギリス英語から来ていていて揚げたてのラード脂肪を加えてサクサクしたものをショートと呼んでいたそうです。ロングケーキという名前の商品はないようですがショートがラードたっぷりということからロングはラード少なめでさっぱり風味という意味で使われることはあるようです。 あとはクリスマスパーティーチキンというのもあります。日本人がクリスマスに食べるご馳走はケンタッキーなのかともう何度聞かれた事かわかりませんがそれを意識した上でのセール品なのでしょうか。鳥の唐揚げファミリーパックなんてのもありますね。 クリスマスセールでおせちの品も出ています。Shoyu Ikura, Hotate Kaibashiraがトップにあります。1ポンドおよそ453グラムですがこの重さでイクラ醤油漬けは60ドル(約9,400円)、刺身用帆立貝柱24ドル(3,700円)。かまぼこ、栗きんとん、黒豆、かずのこ、伊達巻、昆布巻き、おせちのメインメニューはほぼ買えますね。切り餅も売っていますね。 鍋の材料の大御所のようなタラバガニ、ギンダラ、おでんの練り物などもあります。 勿論寿司もあります。Hakoneなんて名前のついたセットがありますが、稲荷、かっぱまき、鉄火巻き、カリフォルニアロールが45ドルとあります。およそ7000円です。これは高いです。カリフォルニアロールなんてそもそも魚入ってないです。アボガド, カニカマ、キュウリの巻物です。それが24個。これに喜ぶ日本人はあまりいないんじゃあないかなあと思います。 年越し蕎麦用でしょうか、マルちゃん赤いきつねと緑のたぬきがあります。日本円にすると250円になります。まあ今ならこんなもんでしょうか。 日本のお菓子もいろいろありますがなぜか白い恋人があります。

セイワマーケット

もうひとつロスのスーパーでよく聞く名前でセイワマーケットというのがあります。このスーパーも日本の’食材盛りだくさんです。

柿が売っていますね。アメリカ人何人かに柿好きか?と聞いたことがありますが、あまり好きだと聞いたことがないんですね。かなり後になって気づいたのですが、好きじゃないと言った人たち皆柿の皮向かないでそのまま食べてたんですね。なので多分渋み倍増するんでしょう。日本では考えられないですねえ。ちなみに桃お皮を向かない人が多い気がします。

レンコン、大根、しめじなどやはり鍋に入れたい日本の野菜がセールになってます。

目玉商品で納豆があります。3パックで200円くらいでしょうか。

フィッシュソーセージとあります。魚肉ソーセージですね。これも和製英語と呼ぶのでしょうか。英語でもまあそのままです。

これらのスーパー以外にもミツワマーケット、マルカイマーケット、トーキョーセントラルなどがロスではポピュラーなマーケットです。ひと昔前ならばアメリカに住んでいると日本食恋しくなるでしょうとか聞かれたものですが、実際今はほとんどの食材が手に入るのでこれから留学に送り出すご両親や単身赴任方達の心配事の一つが解決されるのではないでしょうか。

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