ヒトコトLAトーキング #207 スーパーエルニーニョ in LA

日本では各地で大雨が続いていますが、専門家によれば太平洋を超えたアメリカ側でもこれから悪天候になるのではと懸念されています。スーパーエルニーニョがその原因だそうです。

エルニーニョなんて言葉が出だしてからもう数十年経っている気がしますが、とにかく太平洋の海面上の温度がちょこっと上がるだけで世界中の天気がおかしくなっちまうという面倒臭いやつですね。 自分のつたない理解では、貿易風という東から西に吹く風は暖かい熱を太平洋の西のインドネシアやオーストラリアの方に押しやっているのが大体通常の状態であるものの、なぜか一時的に起こる偏西風バーストという西から東に吹く風がアジア諸国から吹くと押しやられていた暖かい熱が海を超えて逆に東に向かってくるそうで、この温められた海水は地図で見ると太平洋の右側、つまりメキシコ・カリフォルニア州側でありそれが水蒸気となりストームやら台風やらをこの付近で引き起こすらしいんですね。 今騒がれているスーパーエルニーニョの発生原因はこの海面温度が摂氏2℃くらい上がったものらしいのですがアメリカ気象庁が大騒ぎしています。というのも通常は0.5℃の温度上昇でエルニーニョと判定されるらしいのですが今回2℃上昇はとんでもなく大きな影響が出ると予想されるためスーパーやらゴジラエルニーニョなんて呼んで注意喚起を促しているんだそうです。 今現在アメリカ側の太平洋では3つの台風が発生していますがこれはまさにエルニーニョによるものだそうです。その一つ、メキシコの沖合にいるマリーという台風はカテゴリー4というでかいやつですが、こいつが一時ロサンジェルスに直撃するかもなんてニュースをいくつか見ました。今の予報ではほぼありえないらしくこのまま太平洋西の沖合に向かっていくようです。なので心配なのはきっとハワイのあたりかもしれません。実際一番左に位置しているハリケーンローエルが現在ハワイ付近を通過しているようで、直撃は免れそうなもののハワイでは非難警報など警戒しているそうです。

ストーム以外でもエルニーニョのの影響はあるようです。ロサンジェルスの有名ビーチ、サンタモニカやマリブビーチなどは子供のホオジロザメが今年はいつもより多く見つかっていると聞きます。彼らはメキシコ沿岸バハ・カリフォルニア沖の沿岸海域を重要な育成場・出産場所としているそうです。このあたりの水温が適しているようなのですがエルニーニョによって温度が上がったのでしょう。北に向かって冷たい水を求めてきているようなんですね。ロサンジェルスで海水浴をしたことがある人は気づくかも知れませんがロス近辺の海は夏でも日本の海より冷たく感じます。海水浴で盛り上がって海に入った瞬間冷たくてすぐに浜辺に上がった記憶もあります。この違いは実際日本では南から来る暖かい黒潮、ロサンジェルスではずっと北から下がってくる冷たい海流のせいですが、とにかくこの冷たい海水に惹かれたホオジロザメがバハ・カリフォルニアからやってくるわけなんですね。確かホオジロザメは絶滅危惧種の一歩手前くらいなので勝手に捕まえれば逮捕されるし、噛まれればきっと死ぬほど痛いし厄介な奴らです。

There’s one major reason why: El Niño. Forecasters at the National Oceanic and Atmospheric Administration (Noaa) confirmed the formation of the climate phenomenon in the Pacific in early June. El Niño can cause worldwide impacts, including heatwaves, drought, heavy rainfall and extreme weather, and science agencies have said this year’s could be incredibly strong.

For fish and ocean life, sharks included, warmer oceans can cause mass migrations with cold water species moving from their usual ranges further north, or into deeper waters.

ロサンジェルスの雨の多い時期は普通12月から2月頃ですが、今年はその時期の雨量はいつもよりすげー量になると推測しています。しかもそれはかなり高い確率で的中するはずだと言っているんですね。全てはエルニーニョのせいです。この冬の南カリフォルニアの総雨量は観測史上冬の降水量が最も多かった年の上位20%に入る確率は70から100%なんだそうです。
In a social media post shared Thursday, Swain, a climate scientist with the California Institute for Water Resources, shared an update from the European Centre for Medium-Range Weather Forecasts, the gold standard for weather forecasting, which predicts a “genuinely extraordinary to extreme” El Niño that could impact California for months.

Swain says that the ECMWF prediction indicates 70% to 100% odds of above-average winter precipitation in the Golden State, and 70% to 100% odds of the coming winter, from December to February, being among the top 20% of wettest California winters ever recorded.

While the news of an El Niño isn’t exactly surprising for Californians, it’s concerning for many residents living along the Southern California coast, particularly after the latest round of King Tides.

ハリケーンマリーのおかげで連休の今週末、ロサンジェルスは雨模様になりそうですが今回心配なのは雨よりも高潮なんだそうです。これもやはりエルニーニョの影響です。海水の気圧変更のせいで満潮時の水位がかなり上がってくるらしいんです。ロサンジェルス南の海岸沿いの住宅は今砂やら板やらでのバリケード作業で忙しい様子です。高潮はしょうがないにしてもどうしてこんなに海の近くに家を建てたのか不思議でもあり、不動産屋はこうなる可能性を家のバイヤーに説明していなかったのでしょうか。

車生活がメインなロサンジェルスなので電車のダイヤが乱れたところで通勤にはあまり影響が出ない人が多いはずですがフリーウエイがまたしっちゃかめっちゃかになるのでこの冬は何か理由をつけてできる限り自宅勤務にしようと勝手に決めています。

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